パンツを選ぶとき、ウエストや丈ばかりに気を取られて、肝心の“わたり幅”を見落としてしまったことってありませんか。
私は昔、ネットでパンツを注文して届いた瞬間、「あれ、太ももがきつい…」と固まったことが何度もあります。
その原因が“わたり幅”。
太ももの付け根あたりの幅のことなんですが、これを知っておくだけで、パンツ選びの失敗がほぼゼロになります。
今回は、わたり幅の意味や測り方、失敗しない選び方を、できるだけやさしくまとめました。
あなたのパンツ選びが、もっと楽しく、もっと安心したものになりますように。
※この記事で紹介している「わたり幅」の数値やサイズ感は、ブランドやパンツの形によって多少異なる場合があります。
あくまで“目安”として参考にしていただき、最終的にはご自身の体型や履き心地を優先して選んでくださいね。
わたり幅とは?パンツ選びの基礎知識
わたり幅とは何か:定義と重要性
わたり幅とは、太ももの一番太い部分の幅を示すサイズのことです。
パンツを寝かせて平らに置いた状態で、太もも付け根の位置をまっすぐに測ったものです。
ここが狭すぎると足が動きにくくなったり、逆に広すぎるとシルエットが野暮ったく見えたりします。
普段気にしない部分ですが、パンツの履き心地と見た目を決める、とても大切なポイントなんです。
わたり幅の測り方:簡単ステップガイド
家にあるパンツで簡単に測れます。
- パンツを平らに置く。
- 股の縫い合わせの位置を見つける。
- そこから太もも側に向かって、まっすぐ横に測る。
メジャーさえあれば、30秒で測れます。
太ももが太めの人ほど、この数字を基準にすると失敗しません。
わたり幅と裾幅の違いについて知っておこう
わたり幅は太もも。 裾幅は足首の部分の幅です。
似ている言葉ですが、役割は全く違います。
たとえばスキニーなら裾幅は細く、ワイドパンツなら裾幅が広くなります。
わたり幅を誤解すると「太ももがキツい問題」、裾幅を誤解すると「足首で止まる問題」につながるので、違いはしっかり押さえておきましょう。
選び方のコツ:わたり幅を基準にしたパンツ選び
自分の体に合ったわたり幅の目安は、普段はいているパンツの“ちょうど良い1本”を基準にすることです。
それより1cm広いか、逆に1cm狭いかで、履き心地がガラッと変わることがあります。
ネット購入のときは、商品ページのサイズ表にわたり幅があるかを必ずチェックすると安心です。
わたり幅によるサイズ感の違い
平均的なわたり幅:女性のためのサイズ表
一般的に、女性用パンツのわたり幅は次のようなイメージです。
・Sサイズ:27〜29cm
・Mサイズ:29〜31cm
・Lサイズ:31〜33cm
もちろん体型によって違いはありますが、目安として知っておくと便利です。
わたり幅30, 32, 34とはどれくらいか?
数字が大きいほど、太もも部分にゆとりが出ます。
・30cm → すっきり細め
・32cm → 標準的で履きやすいスタンダード
・34cm → ゆったりめで楽ちん
同じ身長・体重でも、太ももの形によって合うサイズは全然違うので、数字は必ず確認しましょう。
サイズ選びでの失敗を防ぐためのチェックポイント
・座ったときに太ももが突っ張らないか
・歩いたときに生地が引っ張られないか
・試着のときに軽く屈伸してみる
この3つをチェックするだけで、失敗率はぐっと下がります。
わたり幅がパンツのシルエットに与える影響
わたり幅が広いほど、ゆったりした印象になります。
逆に狭いパンツは足が細く見えるものの、動きにくいこともあります。
デザインだけでなく、自分の生活スタイルに合わせて選ぶのが大切です。
わたり幅に関するよくある質問(FAQ)
わたり幅はどのように決めるべきか?
一番の基準は、自分の太ももまわりの快適さです。
動いたときにストレスがないかを優先して決めるのが正解です。
返品・交換の際の注意点:わたり幅に関して
ネット購入では、わたり幅が原因で返品するケースが本当に多いです。
タグを外していないか、試着の範囲に収まっているかなど、返品条件は必ずチェックしましょう。
試着時に確認すべきポイント
パンツを履いたとき、横から見たラインはとても大切です。
わたり幅が合っていないと、太もも付近に不自然なシワが寄ることがあります。
パンツの素材とわたり幅の関係
シルエットごとのおすすめ素材
・スキニー:ストレッチ素材
・ワイドパンツ:落ち感のある柔らかい素材
・テーパード:ハリのある生地
素材によって履き心地も見た目も変わるので、わたり幅とセットで確認すると失敗しません。
防寒着や作業服でのわたり幅選び
防寒着や作業服は、動きやすさが最優先です。
通常よりわたり幅が少し広いぐらいが快適で、厚手のインナーを着る冬場は特に、広めを選ぶと過ごしやすいです。
空調服におけるわたり幅の考慮点
空調服は、中に風が通る構造なので、わたり幅が狭すぎると効果が落ちてしまいます。
風が流れやすい、少し余裕のある幅がベストです。
キンショウのおすすめパンツとわたり幅の特徴
キンショウのパンツ:ラインナップとサイズ展開
作業服ブランド「キンショウ」は、わたり幅が細かく表記されているのが魅力です。
細身・標準・ゆったりなど、体型に合わせたサイズ展開が豊富なので、自分に合った一本が見つかりやすいです。
ブランド別わたり幅の違い
ブランドによって、同じサイズ表記でもわたり幅が違います。
キンショウは比較的ゆとりのある作りで、動きやすさを重視しています。
機能性パンツのわたり幅の選び方
速乾、ストレッチ、防寒など、用途によって最適なわたり幅は変わります。
よく動く日は広め、スマートに見せたい日は標準、と使い分けると快適です。
まとめ
わたり幅は、パンツ選びの“隠れた主役”です。
ここを意識するだけで、履き心地も見た目も大きく変わります。
自分に合うわたり幅を知っておくことで、ネット購入での失敗も減り、毎日の服選びがもっと楽になりますように。


