英語を勉強していると、避けては通れないのがこの「tear」という単語ですよね。
「涙」という意味だと思って使っていたら、実は「引き裂く」という意味もあったりして、パニックになったことはありませんか?
実は私、昔海外の友人と感動的な映画を観ていたときに、この単語の読み方を間違えて、雰囲気を台無しにした苦い経験があるんです。
彼女が涙を流していたので、優しく慰めようとして「No more tears(もう涙はいらないよ)」と言いたかったんですよね。
ところが、発音を間違えて「テアズ(引き裂く)」の方で言ってしまい、彼女に「何をそんなに引き裂きたいの!?」と驚かれてしまったんです。
せっかくの感動シーンだったのに、私のせいで「紙でも破くのか?」みたいなシュールな空気になってしまって、本当に穴があったら入りたい気持ちでした。
「涙」のティアと、「引き裂く」のテア。
この違いをしっかり押さえておかないと、私のように大切な場面で恥をかいてしまうかもしれません。
今日は、そんな失敗を二度と繰り返さないために、「tear」と「tears」の使い分けと発音のコツを、3分でマスターできるようにお話ししますね。
※本記事で紹介した「tear」の二通りの発音は、アメリカ英語・イギリス英語を問わず共通のルールですが、地域のアクセントによっては響きが微妙に異なる場合があります。
特に「涙」の /tɪər/ は、イギリス英語では語尾の「r」をほとんど発音しないため「ティア」に近く、アメリカ英語では「ティア(ル)」のように聞こえることがあります。
また、「tears(ティアズ)」という複数形が「裂け目(テアズ)」という意味で使われることもありますが、日常会話の文脈では圧倒的に「涙」として登場することが多いです。
混乱したときは、焦らずに相手の話している「対象(人か物か)」を確認するようにしてくださいね。
3分で結論:tearとtearsの違いを一目で理解する
違いを一言で説明
まず、一番大切なポイントをズバッとお伝えします。
「涙」として使うときは「ティア(/tɪər/)」と読み、「引き裂く」という動詞や「裂け目」という名詞で使うときは「テア(/tɛər/)」と読みます。
形は全く同じなのに、読み方一つで意味がガラッと変わってしまう、ちょっと厄介な単語なんですよね。
覚えておくべき発音と読み方のポイント
「涙」は、「耳(ear:イヤー)」と同じ響きで「ティア」と覚えるのが一番簡単です。
逆に「引き裂く」は、「熊(bear:ベア)」と同じ響きで「テア」と覚えておけば、もう迷うことはありません。
この記事で3分で解決できること
この記事を読み終わる頃には、英会話で自信を持って使い分けられるようになり、洋楽の歌詞もスッと理解できるようになりますよ。
発音と読み方のチェック:tear(テア/ティア)とtears(ティアズ)の聞き分け
発音記号と実際の音声
「涙(tear)」の発音記号は /tɪər/ です。
一方で「引き裂く(tear)」は /tɛər/ になります。
日本語で書くとどちらも「ティア」っぽく見えますが、口の開き方が全然違うのが面白いところです。
聞き分けのコツ:文脈から推測する
もし発音が聞き取れなくても、「目」の話をしていれば涙、「紙や服」の話をしていれば引き裂くことだと判断すれば、まず間違いありません。
文脈は、最強の味方なんです。
歌詞で確認する具体例
エリック・クラプトンの名曲『Tears In Heaven』を思い出してみてください。
彼は「ティアズ(涙)」と歌っていますよね?
天国で再会したときの切ない「涙」を表現しているので、決して何かを「引き裂いている」わけではないんです。
品詞ごとの使い分け:名詞(涙)と動詞(引き裂く)を見分ける
名詞としてのtear
「涙」は数えられる名詞なので、一粒なら「a tear」、両目から流れるなら「tears」になります。
悲しいときはたいてい両目から出るので、「tears」と複数形で使うのが一般的ですね。
動詞としてのtear
動詞の「テア(引き裂く)」は、過去形が tore(トア)、過去分詞が torn(トーン) と不規則に変化します。
「心が引き裂かれる」というときは “My heart is torn.” と表現したりするんですよ。
感情的な“涙”と物理的な“裂け目”の判別
目の周りにあれば「ティア(涙)」、服や紙にあれば「テア(裂け目)」です。
「場所」を確認するだけで、どっちの意味か瞬時にわかります。
例文で確認
“She shed a tear.” (彼女は一粒の涙をこぼした。)
“Don’t tear the paper.” (その紙を破かないで。)
こうして並べると、全然違う動きをしているのがわかりますよね。
文脈で意味が変わる場面別ガイド:歌詞・映画・日常会話
歌詞や映画での感動表現
映画のタイトルや歌詞で「Tears」が出てきたら、9割以上は「涙」の意味です。
ドラマチックなシーンで「引き裂く」が出てくることもありますが、その場合はたいてい「tore」や「torn」という変化した形で見かけることが多いですね。
手紙や紙の描写でのtear
手紙を破り捨てるようなシーンでは、「tear up the letter」という表現がよく使われます。
このときは「テア」と発音して、「粉々に引き裂く」というニュアンスになります。
日常会話での注意
“tear up” という熟語には注意が必要です。
「テア・アップ」なら「破り捨てる」ですが、「ティア・アップ」なら「(目に)涙がたまる」という意味になります。
発音一つで、怒っているのか感動しているのかが180度変わってしまうので、本当に気が抜けません(笑)。
短時間で覚える例文&フレーズ集:実践で使える表現
日常で使える短いフレーズ
- “Tears of joy” (嬉し涙)
- “In tears” (泣きながら)
- “A tear in the dress” (ドレスの裂け目)
英会話で使える応用フレーズ
“I burst into tears.” (わっと泣き出した。)
これはドラマや小説でもよく出てくる、丸ごと覚えておきたい定番フレーズです。
単語帳形式の覚え方
- tear(ティア):涙 / 涙を流す
- tear(テア):裂く / 裂け目
こうやって対比させて脳にインプットしておきましょう。
よくある誤解と注意点:発音混同・複数形・イディオム
スペルが同じことの混乱を避ける
英語には「同綴異義語(どうてついぎご)」という、スペルが同じで意味が違う言葉がたくさんあります。
「tear」はその代表格なので、「一つで二度美味しい単語なんだ」とポジティブに捉えちゃいましょう。
涙は数えられる?
意外かもしれませんが、英語で「涙」は一粒、二粒と数えられる名詞です。
「水(water)」は数えられませんが、「涙(tear)」は数えられる、というのが面白い感覚ですよね。
よく出るイディオムの落とし穴
“shed tears” は「涙を流す」という少し硬い表現です。
日常的には “cry” を使うことが多いですが、物語のような深みを出したいときは「shed tears」を使ってみてください。
学習プランとまとめ:3分で理解→英会話で定着させる
3分でできる確認チェックリスト
- 涙なら「ティア(耳 ear と同じ)」!
- 引き裂くなら「テア(熊 bear と同じ)」!
- 悲しい時は「tears」と複数形にする!
今後の学習メニュー
まずは、自分の好きな洋楽の歌詞に「tear」が出てくるか探してみてください。
そして、その歌手がどう発音しているか耳を澄ませてみるのが、一番の近道です。
この記事のまとめ
発音・品詞・文脈。
この3つのアンテナを立てておけば、もう私のように感動シーンで「何かを引き裂く」ような間違いはしません(笑)。
英語の奥深さを楽しみながら、少しずつ使いこなしていきましょう。


