お気に入りのプリントや、大切に取っておいたメモ。
気づけばバッグの中でぐちゃっとなっていたり…。
「うわ、シワついちゃった…」とショックを受けたこと、誰でも一度はありますよね。
私もつい先日、読み返したかった手紙がシワシワで、思わずため息が出てしまいました。
でも大丈夫。
紙のしわは、正しい方法を使えばちゃんと救えます。
アイロンを使うのが一般的ですが、身近なものでも簡単にできる方法があります。
今回は、私が実際に試してみて「本当に使える!」と感動した、アイロン以外の紙のしわ伸ばし方法をご紹介します。
※貴重な文書、写真、インクがにじむ紙素材は慎重に。まずは不要な紙でテストしてから行うことをおすすめします。
シワのついた紙を救う!アイロン以外のスグレモノ
シワのついた紙はどうしてできるの?理由を知ろう
紙は水分を吸ったり失ったりすると、膨らんだり縮んだりします。
これが原因で、曲げたり湿気を浴びたりするとシワが発生。
バッグの中で無意識に押しつぶすのもよくある原因ですね。
シワを伸ばす前に知っておきたい注意点
・インクが溶けやすい種類は高温NG
・紙が弱っている場合は強くこすらない
・濡れた直後にすぐ乾かすと波うちやすい
ちょっと気をつけるだけで、仕上がりが変わります。
アイロン以外で紙のしわを伸ばす方法一覧
・ドライヤー
・冷蔵庫に入れる
・ヘアアイロン
・スチーム(ケトルやスチーマー)
・重し+霧吹き
身近なものばかりで、思い立ったらすぐできます。
ドライヤーでのしわ伸ばし:手順とコツ
ドライヤーの使い方と注意点
まず紙から15〜20cmほど離して温風を当てます。
熱が近すぎると、紙が丸まったりインクが滲むことも。
ドライヤーによるしわ伸ばしの効果と実践方法
シワ部分が乾燥し縮むことで、平らになりやすいです。
手で軽く押さえながら少しずつ進めると◎。
ドライヤーを使った際の失敗例とその対策
・紙が反り返る → 距離をあける
・変色 → 冷風と併用
私も最初、近づけすぎて端っこがふにゃっとしました…。
ドライヤーを使用する際の温度管理のポイント
弱風×低音が基本。
乾かしながら、紙の声を聞くつもりで優しく。
冷蔵庫を活用したしわ伸ばし:意外な方法
冷蔵庫でのしわ伸ばしの手順とポイント
コピー用紙程度の紙なら、本の間に挟んでから冷蔵庫へ一晩入れるだけ。
湿度が安定し、ゆっくり落ち着いていきます。
冷蔵庫でのしわ伸ばしの効果
水分が均一に行き渡ることで、波うちが自然に収まるんです。
まさか冷蔵庫に助けられるとは…とちょっと驚きました。
注意すべき素材と冷蔵庫利用のリスク
食品と触れさせないように袋に入れるのが安心です。
厚紙や光沢紙は効果薄め。
ヘアアイロンを利用した紙のしわ伸ばし
ヘアアイロンの基本的な使い方
アイロン面にコピー用紙など当て布代わりの紙をかませて、優しくすべらせます。
ヘアアイロンを使う際の注意点とコツ
温度は低〜中温。
長時間はNG。
ピタッと伸びた瞬間、思わず「おー!」って声が出ます。
他の用具との比較:ヘアアイロンのメリット
・すぐ温まる
・細かい部分の調整がしやすい
特に端のクセ取りに大活躍です。
スチームを利用した紙のしわ伸ばし方法
スチームの原理とその効果
蒸気で紙がゆるみ、繊維がまっすぐ戻るイメージです。
スチームを使ったしわ伸ばしの具体的な手順
ケトルや衣類スチーマーを紙から離して蒸気をあてる→本などで押さえて乾燥
これで綺麗に仕上がりやすいです。
スチーム利用時の注意点とコツ
濡れすぎると波うつので、少しずつ。
そしてしっかり乾燥!これ重要。
重しや霧吹きを使った手軽なしわ伸ばし
重しを使ったしわ伸ばしの手順
厚めの本を上に置いて、数時間〜一晩。
自然な平らさが戻ってくれます。
霧吹きを使ったしわ伸ばしの方法と押さえるべき点
霧吹きで軽く湿らせ、乾燥しつつ押さえる。
水の量が命なので、シュッと一瞬だけ。
紙のしわを伸ばした後の保管方法
しわ取り後の紙の保存方法
・クリアファイルに入れる
・本の間に挟む
・平らな場所で保管
紙は正直なので、すぐクセがついちゃいます。
湿度や乾燥といった外的要因への対策
除湿剤がある場所が安心。
特に夏は要注意。
紙のしわを伸ばす方法のまとめと最後に知っておきたいこと
アイロン以外の方法を使った際のまとめ
・ドライヤー:手軽で即効性あり
・冷蔵庫:時間はかかるが自然な仕上がり
・ヘアアイロン:細かい部分が得意
・スチーム:クセの強いシワにも対応
・重しや霧吹き:紙に優しい方法
しわ取りの成功へのコツと心得
焦らず、丁寧に。
そして紙の状態をよく観察しながら進める。
その気持ちが、仕上がりに素直に表れます。
最後に。
シワがついた紙って、ちょっと残念な気持ちになりますよね。
でも、手をかけてあげることで、また大切な紙として息を吹き返してくれます。
そんな瞬間って、ちょっと嬉しくなります。


